こんばんは。
今日はキックボクシングのRISEの生中継を見てました。
いい試合多かったな~

さて、小さな政府。
前二回は物理的?な大きさ、人数とかの話でしたが根本的にやりたいことですね。
やりたいというか、出来るだけ何もしないというのがやりたいことです。
軍隊や治安維持、司法・外交など、民間でできないものしか政府は介入しないというのが理想らしいです。

経済は自由放任主義です。
好きなようにやって勝ち残れ!ってことですね。
負けた奴は「自己責任!」。
インフレになるとお金持ってる人が不利になるので、インフレ対策だけはしっかりします。
良い点としては、歳出もすくなくなるため課税が低くなること。

お金の誕生!でもお話しましたが、自由放任主義は古典派経済学の考え方です。
ひとというものは、「消費者と生産者の取引の量やタイミングはすべて正確に知られているという仮定を導入し、取引における一切の不確実性がないもの自己の経済的利益を極大化することを唯一の行動基準として経済合理的に行動する人間」という設定です。(経済人モデル)。
こんな人間いますか??
神様だって無理ですよね。

では、なんでこんな無理くりな理論を維持して政府がやってるんでしょうね?
戦後日本はアメリカの言いなりにやってきました。

東西冷戦の時はソ連の脅威に対抗するためでした。
あるいはアメリカのお金儲けのためでした。
アメリカからしてみたら、日本が脅威にならないようにずっと「ビンにふた」をされてきました。
日本に軍隊持たれたら困るし、ソ連にも対抗しないといけないので、ちょっと経済ではいい目もみせながら、米軍が駐留することにしたわけです。

しかし、アメリカも中国が対抗馬になり、日本にふたをしておくわけにもいかなくなりました。
「君もお金刷って国を立て直しなよ!」っていうようになりましたが…

政府はやる気はなさそうです。
やりたいことは相変わらず、財政均衡・PB正常化。

これをやり続ける限りは、デフレ(デフレなのにインフレ対策をしている)・格差拡大・公共サービスの低下etcなにひとつ改善される見込みはないのに。

なんでこうなんですかね?

最近とみに思うのですが

政権→政権が長続きすればいい 責任は取りたくない できれば儲け以外なにもしたくない
政権にすむ政商(竹中平蔵氏やデービッド・アトキンソン氏とか)→自分が儲かればいい

こんな人たちが日本のトップにいるんですよね。
こういう人たちが一番楽なのが「小さな政府」です。
政府は何もしなくていいし、政商からしてみれば、人員削減!とかいって自分の派遣会社の儲けにすればいいし、中小企業は潰して売り払えばいいし、なんでも民営化して商売にすればいいからです。

コロナ禍、五輪で際立ってませんか?

これでいいんでしょうか?

令和元年各種世帯の生活意識